2014.10.15
- 港湾振興部主催イベント
練習帆船「海王丸」が神戸港に寄港!~日没からは船体イルミネーションで港町神戸を彩る~
海の貴婦人と称される大型練習帆船「海王丸」が10月24日、新港第1突堤に入港、10月28日まで停泊し、純白の船体が神戸港を彩ります。「海王丸」の入出港にあたり、神戸市・神戸港振興協会・神戸海事広報協会では、下記のとおり入出港セレモニーを行いますのでお知らせいたします。
◆寄港期間・場所◆
平成26年10月24日(金曜)10時 ~ 10月28日(火曜)10時 新港第1突堤西岸壁
◆入港歓迎セレモニー◆ 10月24日(金曜)※着岸は10時を予定
【内 容】
神戸市港務艇による出迎えと神戸市消防艇による歓迎放水(9時30分~)、神戸市消防音楽隊による歓迎演奏(9時45分~)と岸壁での入港セレモニー。
【入港セレモニー次第】 <10時45分 開始予定> ~岸壁(雨天時は船内、関係者のみ)~
市内幼稚園児による歓迎レイの贈呈 園児 → 船長・機関長・実習生代表
市内幼稚園児による歓迎のうた
歓迎あいさつ 神戸市みなと総局みなと振興部長
記念品の贈呈 神戸港振興協会専務理事 → 船長・機関長・実習生代表
歓迎花束の贈呈 マリンメイト → 船長・機関長・実習生代表
船長あいさつ 「海王丸」船長
◆出港歓送セレモニー◆ 10月28日(火曜)※離岸は10時を予定
【内 容】
岸壁での出港セレモニー。「海王丸」は離岸時に「登檣礼」を行い(荒天等、船の判断により中止する場合があります)、神戸港を出港、神戸市港務艇による第1関門までの見送り。
【出港セレモニー次第】 <9時 開始予定> ~岸壁(雨天時は船内、関係者のみ)~
歓送あいさつ 神戸港振興協会専務理事
歓送花束の贈呈 マリンメイト → 船長・実習生代表
船長あいさつ 「海王丸」船長
【登檣礼(とうしょうれい)について】
離岸時に港や歓送者に対して感謝の意を表し、実習生全員が白い実習服・黄色高所作業帽子に身を包み、マストやヤード(帆を取り付ける横方向の桁)に登り脱帽の上「ごきげんよう」を三声する帆船最高の儀礼といわれるもの。その姿は感動的であり、実習生たちの熱い心意気が感じられる。
◆イルミネーションについて◆
停泊期間中船体に電飾(日没~22時)を施し、夜のミナト神戸を彩ります。電飾は電球約300個を舷側やマスト間(メインマストの高さ海面上約50メートル)に取り付け、また4本マストにライトアップを施すもので、電飾のコード延長は約400メートルです(雨天消灯)。
◆「海王丸」の概要について◆
公益財団法人海技教育財団所属、独立行政法人航海訓練所運航の練習帆船。4檣バーク型、2,556総トン、全長110.09メートル。1989年9月、住友重機械工業浦賀工場で竣工。同船には、阪本義治船長・多田恭祐機関長ら士官・乗組員51名、広島商船高等専門学校の実習生21名(内女子1名)、清水および宮古海上技術短期大学校の実習生102名(内女子15名)の計174名が乗船。実習生は10月1日に東京で乗船後、石巻・神戸・佐伯・名古屋・清水・別府を経て、12月8日、東京帰港までの約2ケ月間、国内沿岸での航海訓練を行う予定。
◆独立行政法人航海訓練所について◆
昭和18年に、洋上における航海訓練に特化した訓練機関として設立された。商船教育機関の航海訓練を一元的に担当しつつ、安全かつ効率的な航海訓練をとおして、海技従事者として要求される知識、実践力及び資質を備えた人材を育成するとともに、海事、環境に関する諸技術の研究を行い、国内外の海上輸送の安全と安定に貢献することを理念として業務を遂行している。練習船に乗船する実習生は、客船や貨物船などの船長、機関長になることを目指す商船系の学部を持つ大学、商船系の学科を持つ高等専門学校及び独立行政法人海技教育機構の学生及び生徒で、毎年約1,800名が知識技能を修得するため実習訓練を受けている。
◆一般者の見学について(新港第1突堤開放について)◆
海王丸が停泊する新港第1突堤は都心ウォーターフロント再開発用地のため、立入禁止区域になっています。ただし入出港セレモニーに係る下記時間帯については、警備員配置など安全対策を行い、新港第1突堤を一般開放いたします。※ただし場内は駐車できません。公共交通機関をご利用いただくようお願いいたします。
入港セレモニー 開放日時:10月24日(金曜)9時~12時
出港セレモニー 開放日時:10月28日(火曜)8時30分~10時30分
上記時間以外は第1突堤入口のフェンスが施錠されており、また防潮壁工事が行われていますので、対岸のメリケンパークからご覧いただきますようお願いいたします。
◆お問い合わせ先◆
一般社団法人神戸港振興協会 振興課 久下・山脇 TEL078-327-8982