2014.07.18
- お知らせ
神戸ポートタワーの「国登録有形文化財」への登録が決まりました!
1.神戸ポートタワー登録の経緯
みなと神戸のランドマークとして、広く愛されている「神戸ポートタワー」は、世界にも類を見ない斬新な「つづみ型」の優美な曲線デザインの観光タワーとして、神戸港全体を見渡せる中突堤に昭和38年11月に開業しました。
市民・観光客の皆様に親しまれ、神戸港のシンボルとしての役割を果たしており、開業以来の有料入場者数は2,300万人を超えています。
平成22年4月には全面リニューアルオープンし、7,040個のLED照明による40パターンのイルミネーションを設置し、神戸の夜間景観として新たな魅力を発信しています。
このたび開業50周年を迎え、平成26年1月文化庁へ申請を行い、国の登録有形文化財(建造物)として登録されることとなり、新たに文化財としての価値が加わることになりました。
今後も市民をはじめ神戸を訪れるみなさまに愛されるタワー、神戸のシンボルとして、神戸の街を見守り続けていきます。
○ 神戸ポートタワー概要
(所在地) 神戸市中央区波止場町5-5
(全高) 108m
(建設年代) 昭和38年11月21日開業
(設計) 日建設計工務株式会社
(施工者) 鉄骨製作:川崎重工業株式会社(上半部)、新三菱重工業株式会社(下半部)
総合建設工事:株式会社大林組
(総工費) 約4億5千万円
(参考) 国登録有形文化財に登録済のタワー
通天閣、名古屋テレビ塔、東京タワー、別府タワー
2.「国登録有形文化財」登録記念イベント
(1) 入場者プレゼント
7月19日(土曜)・20日(日曜)・21日(祝月曜)の3日間、神戸ポートタワーに入場された方、各日の先着150名様、計450名様に、ポートタワー50周年記念シールとオリジナルボールペンをプレゼントします。
(2) 登録記念イルミネーション
7月19日(土曜)・20日(日曜)・21日(祝月曜)の3日間はレインボーのイルミネーションでライトアップします。
(参考)登録有形文化財(建造物)について
文化財登録制度は近年の国土開発、都市開発の進展等により、社会的評価を受ける間もなく消滅の危機にさらされている建造物を中心とする文化財建造物を後世に幅広く継承していくために保護措置を講じる制度です。
登録有形文化財(建造物)は、50年を経過した歴史的建造物のうち、一定の評価を得たものを文化財として登録し、届出制という緩やかな規制を通じて保存が図られ、活用が促進されています。
なお、現在登録されている市内の国有形登録文化財の件数は79件です。(平成26年7月18日現在)